ブログ

Blog

2022.04.21

自分の声について

奈良県奈良市の西大寺駅前のこみに補聴器

から補聴器、耳に関する情報を

お届けしております。

今回は、「自分の声」というお題で

お話していきます。

昨今は、スマホの普及により、手軽に

動画撮影ができるようになりました。

撮った動画を見ている時、

「あれ?これが自分の声?」

と思われたご経験はないでしょうか。

私もはじめて録音された

自分の声を聞いた時、

「自分の声ってこんなに変なの?」

と落胆しました。いつも自分で聞いている

自分の声と録音された自分の声は

どちらが本当の声なのでしょうか。

答えは、録音された自分の声が

本当の声ということになります。

ではなぜそんなことが起こるのでしょう。

自分が口から発した声は、

自分の耳に入って聞こえます。

これを気導音とよびます。

気導音が、他人に聞こえている

あなたの声という事になります。

もう一つ、自分が発した声が、

頭蓋骨からも伝わって聞こえてきます。

これを骨導音とよびます。

日常的に聞こえてくる自分の声は、

気導音と骨導音が合わさった声なのです。

それに対して、

他人が聞いているあなたの声は

気導音のみなので、

ここで差が生まれてしまう

というわけです。

声は声帯を振動されて出しています。

声帯は、弦楽器のようなもので、

細くて短い人は高い声で、

太くて長い人は、低い声になります。

人は、声帯を緊張させてある程度、

高い声から低い声を出す事ができます。

また、声帯は副腎というところからでる

ホルモンの影響を受けて変化します。

それにより子供の声から、大人の声、

そして高齢者の声へと変わっていきます。

声は、十人十色であるため、

声だけで誰なのかは大体わかりますよね。

余談ですが、電話の受話器から

聞こえてくる声は、

話をしている人の声を

電気信号に変換したものなので、

厳密にはその人の声ではありません。

皆様もオレオレ詐欺には

十分、ご注意ください。

お問合せ

Contact

業務に対するご質問等ございましたら、
お気軽にお問合せ下さい。

ご質問等は下記までご連絡下さい

070-3325-8321

〒631-0827
奈良県奈良市西大寺小坊町6-13